(発展談)言葉会員はとてつもないエネルギーを秘めている。言葉は欲しい世界をつくる。

今号の発展談は、アイアイ講座リーダーの石津恵子さんです。
アソシエイツ会員の中でも言葉を創作し、会員として登録する「言葉会員」を通しての体験をお寄せくださいました。

 


 

「言葉が世界をつくる」ということを、知ってはいても、心から「そうだ!」と言える経験をしたことは、今までありませんでした。今回それが、アイアイ・アソシエイツの「言葉会員」で体感できました。

今年6月、たまたま実家に日帰りしたときに、今までに見たことがないほど具合の悪そうな母がいました。食欲がない、という母に淹れた紅茶も、手が震えて、スプーンで口元に持っていけないほどに。あまりにも心配で、その2日後に帰省したとき、自宅で倒れ、ドクターヘリで搬送、緊急手術を受けました。

 

4時間の手術に耐え、その後少しずつ回復はしたものの、歩調もだいぶゆっくり、気力も弱まって、「本はもう読めないわ。集中力がなくて」という母に、もう今までの生活はできないかもしれない、と覚悟していました。

 

その後、アイアイの講座に参加している最中も、心の奥底にある心配のあまり、途中で涙がこらえられなくなってしまうことが何度かある中で勧められたのが言葉会員でした。

どんなお母さんになって欲しいのかを創作したのが「お母さん、いつも元気で健やかで笑顔がチャーミング」という言葉でした。

 

それからも月に2~3回帰省しては、様子を見ていたある日。

新聞で見た紅葉が素晴らしく、父の運転で筑波山に遠足することに。久しぶりの外出にウキウキしながら帽子を選んで「これがいいかしら」と被って見せてくれた母の笑顔の可愛らしかったこと!

現地では、手摺りを使いながらも自分の足で傾斜の強い階段をケーブルカーまで登り、山の中腹から一緒に見ることができたその紅葉は、とても感慨深いものがあります。

 

「今ね、先日見た映画の原作の本を借りて読んでるの。」「この前ご馳走になったお寿司はおいしくなかったわ。」などと、やりたいことをする気力と自由に話す茶目っ気のある元気な母が戻って来てくれたのも、言葉会員のお陰です。

 

言葉会員はとてつもないエネルギーを秘めている。言葉は欲しい世界をつくる。それを本当に実感し、感謝しています。

 

 

 

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